前脛骨筋が張る本当の原因とは?プロが教える即効ストレッチ&鍛え方完全版
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前脛骨筋は、すねの骨(脛骨)の外側から始まり、足の内側アーチ(内側楔状骨および第1中足骨底部)へと伸びる細長い筋肉です。日常生活における前脛骨筋の役割と作用として最も大きいのが、足首を手前に引き上げる「背屈(はいくつ)」と、足の裏を内側に向ける「内反(ないはん)」のコントロールです。
歩行動作においては、かかとが地面に着地する瞬間に足裏が急激に地面へ叩きつけられないよう、ブレーキをかける役割を担っています。この繊細な動きをコントロールしているのが、腰から足へとつながる深腓骨神経(しんひこつしんけい)という支配神経です。
何らかの理由で神経伝達が滞ったり筋力が著しく低下したりすると、歩行時につま先が上がらない原因となり、わずかな段差でもつまずきやすくなる「下垂足(かすいそく)」状態を引き起こすこともあります。スムーズな歩行を維持するうえで、決して欠かせない筋肉です。