【真相】なぜマリンランドは閉館?跡地の現在と消えたマンボウの行方

【真相】なぜマリンランドは閉館?跡地の現在と消えたマンボウの行方について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。

閉館発表時に最もファンを心配させたのが、「マリンランドマンボウの行方」でした。志摩マリンランドは日本屈指のマンボウ飼育実績を誇り、最盛期には複数の個体が専用水槽を優雅に泳ぎ回っていました。マンボウは皮膚が極めてデリケートで神経質、環境変化に弱いため、長距離輸送は命がけの作業とされます。

関係各所の取材と公式記録によると、飼育されていた生き物たちは日本動物園水族館協会(JAZA)のネットワークを通じて全国の提携施設へ無事に引き渡されました。なかでも注目の的だったマンボウは、千葉県の「鴨川シーワールド」や静岡県の「下田海中水族館」、さらには近隣の「鳥羽水族館」など、高度な飼育ノウハウを持つ専門施設へ慎重に移送されました。移送専用の特殊ポリタンクやクレーンを用い、海水温や水質を秒単位で管理しながら運ばれた当時の現場ドキュメントは、飼育スタッフたちの深い愛情を物語っています。

マンボウ以外の生き物たちも、決して見捨てられることはありませんでした。大回遊水槽で海女の餌付けショーを盛り上げたエイや大型回遊魚は「名古屋港水族館」や近隣水族館へ。人気者だったマゼランペンギンたちも、環境の整った国内の複数施設へと引っ越していきました。志摩マリンランドで培われた半世紀に及ぶ飼育技術と命のバトンは、現在も日本各地の水族館水槽のなかで確かに息づいています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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