「満を持して」の本当の意味とは?誤用と語源・ビジネス例文を徹底解説
「満を持して」の本当の意味とは?誤用と語源・ビジネス例文を徹底解説の重要なポイントについて、最新情報を基に徹底解説します。
「満を持して」のルーツを辿ると、前漢の歴史家・司馬遷が編纂した中国の古典『史記』周勃世家(しき しゅうぼつせいか)に辿り着きます。
ここでの「満」とは、弓を限界までいっぱいに引き絞った状態を指し、「持す」はその張り詰めた緊張感を維持して保つことを意味します。つまり、「弓を極限まで引き絞り、狙いを定めていつでも矢を放てる姿勢を保つ」という武術の所作が原義です。
弓矢は引き絞る力が強ければ強いほど、放たれた瞬間に遠く鋭く標的を貫きます。この古代の射術の構えから転じて、「力を極限まで蓄え、最高の勝機を逃さずに満を持して行動を起こす」という比喩表現として定着しました。