あなたの退職金はいくら?手取り計算シミュレーションと増税の真相

あなたの退職金はいくら?手取り計算シミュレーションと増税の真相とはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:退職所得の受給に関する申告書を会社に出し忘れた場合はどうなりますか?
A1:申告書を提出しないと退職所得控除が一切適用されず、退職金額面に対して一律20.42%の所得税が源泉徴収されて口座に振り込まれます。ただし、翌年の確定申告期間中に税務署へ確定申告を行えば、本来受けられるはずだった控除が再計算され、払いすぎた税金は全額還付されます。

Q2:体調不良やメンタル不調による自己都合退職でも、会社都合並みの扱いになりますか?
A2:就業規則に基づく社内退職金の計算基準は原則として自己都合のままですが、雇用保険(ハローワーク)の失業給付においては、医師の診断書等により労務不能や特定理由離職者として認められれば、会社都合と同様に給付制限期間が解除される場合があります。社内退職金自体の減額免除は、人事労務との個別協議や休職期間満了に伴う退職規程を確認する必要があります。

Q3:iDeCoの一時金と会社の退職金を同一年度に受け取ると大増税になりますか?
A3:同一年に両方の一時金を受け取る場合、退職所得控除の計算において「勤続年数」と「iDeCo加入年数」の重複期間が1重分しかカウントされません。そのため控除枠が重複して消費され、課税退職所得が膨らんで税負担が増加します。受給年度を分けるなどの出口戦略を事前にファイナンシャルプランナー等の専門家に相談することが賢明です。

Q4:早期希望退職の割増退職金にも退職所得控除は使えますか?
A4:使えます。通常の基本退職金に加算される希望退職募集の特別加算金・割増金も、名目を問わず税法上は「退職手当等」に含まれます。すべて合算した額面に対して退職所得控除が適用され、残額の2分の1が課税対象となるため、給与として上乗せされるよりも圧倒的に低い税率で手取りを確保できます。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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