在日韓国人とは?歴史的背景から特別永住権・生活実態まで徹底解説

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在日韓国人とは、一般に日本国内に定住・永住している韓国籍の人々を指します。広義には、戦前の日本統治下の朝鮮半島にルーツを持ち、戦後も日本に生活基盤を残した旧日本国籍保持者とその子孫全般を包括して「在日コリアン」と呼ぶ場合もあります。彼らが日本で暮らす背景には、明治から昭和にかけての激動の東アジア近現代史が深く結びついています。

1910年の韓国併合以降、朝鮮半島の人々は日本の法制上「帝国臣民(日本国民)」として扱われました。1920〜30年代の経済的困窮による日本本土への出稼ぎ渡航や、日中戦争から太平洋戦争期にかけての国家総動員法に基づく徴用・労働動員などにより、多くの人々が玄界灘を渡り、炭鉱、軍需工場、土木工事現場などで労働に従事しました。1945年の終戦時、日本本土には約200万人を超える朝鮮人が居住していたと記録されています。

終戦直後、そのうち約140万人以上が故郷へ引き揚げました。しかし、半島における激しい政治的混乱、1950年に勃発した朝鮮戦争による戦火、そして日本国内ですでに築かれていた生活基盤や家族関係の存在などから、約60万人が日本に留まる選択を余儀なくされました。この残留した人々が、現在の在日韓国・朝鮮人コミュニティの原点となっています。

法的な転換点は、1952年4月のサンフランシスコ平和条約発効でした。日本政府は行政通知(民事甲438号通達)により、平和条約の発効と同時に旧植民地出身者の日本国籍を一律に喪失したと解釈・運用を確定させました。これにより、自らの意志とは関係なく日本国籍を失い、「外国人」として日本に居住し続ける法的枠組みが形成されたのです。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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