蛍光灯がつかない?新品交換でも点かない原因と2027年問題の真相

蛍光灯がつかない?新品交換でも点かない原因と2027年問題の真相に関するポイントを分かりやすくまとめました。最新データをご覧ください。

Q1:蛍光灯を新品に交換したのに、両端だけが赤く(オレンジ色に)光って全体が点灯しません。故障ですか?
A1:点灯管(グロー球)の寿命、またはラピッドスタート式・インバータ式の始動回路トラブルです。両端が赤くなるのは、放電を誘発するフィラメントに予熱電流が流れているものの、全体へアーク放電が移行できていない状態を示しています。グロー式ならグロー球を新品に交換してください。点灯管のないタイプで新品管がこの状態になる場合は、器具内部の安定器または電子基板が完全に故障しています。

Q2:使っている蛍光灯の器具がどの点灯方式(グロー式・ラピッド式・インバータ式)かを見分ける方法は?
A2:最も簡単な見分け方は、器具の外側に親指大の点灯管(グロー球)が付いているかどうかです。点灯管があれば「グロースタート式」です。点灯管がなく、装着されている蛍光管の型番が「FLR〜」で始まっていれば「ラピッドスタート式」、「FHF〜」で始まっていれば「インバータ式(高周波点灯専用)」となります。また、器具中央や側面の銘板シールに方式が必ず印字されています。

Q3:2027年末に製造終了になると、今家にある蛍光灯は法律で使えなくなるのですか?
A3:使えなくなるわけではありません。禁止されるのは「製造」および「輸出入」であり、家庭や職場で現在使っている蛍光灯器具やランプを継続使用すること自体は法的に禁止されていません。ただし、交換用のランプが市場から姿を消し、在庫の奪い合いによる価格高騰が確実視されるため、球切れを迎えた段階で実質的にLEDへ乗り換えざるを得なくなります。

Q4:賃貸物件で天井の蛍光灯器具が壊れました。大家さんに頼まず、自分で勝手にLED照明器具に交換しても良いですか?
A4:天井に「角型引掛シーリング」などの既存アタッチメントがあり、無工事で器具を脱着できる構造であれば、自己所有のLED照明に付け替えて使用すること自体は問題ありません。ただし、退去時には元通りに戻す「原状回復義務」があるため、取り外した元の器具は絶対に破棄せず保管しておく必要があります。器具が直付けされており電気工事が必要な場合や、古い器具の処分を希望する場合は、必ず事前に管理会社へ修繕相談を入れてください。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest