赤っぽい尿が出たら要注意!痛みなしでも危険な3つの原因と受診目安

赤っぽい尿が出たら要注意!痛みなしでも危険な3つの原因と受診目安にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「水分をたくさん摂ったら翌日には黄色に戻ったから治った」という書き込みが散見される。しかし、これは泌尿器科医が最も警鐘を鳴らす危険な誤解である。

腫瘍や結石からの出血は、常に一定量が出続けるわけではない。組織の破綻と一時的な凝固を繰り返すため、「出血して尿が赤くなる → 自然に血が止まり通常の黄色に戻る → 数週間後に再び出血する」という間欠的血尿の経過をたどることが極めて多い。尿の色が元に戻ったのは病変が治癒したからではなく、単に出血が一時的に中断したか、尿量が増えて赤血球が肉眼で見えないレベルに希釈されたに過ぎない。

また、血尿の緊急性判断基準として、救急搬送や即日受診を要するレッドフラッグサインを知っておく必要がある。以下の兆候が見られる場合は、診療時間外であっても直ちに救急外来を受診しなければならない。

  • 尿道閉塞(急性尿閉):大きな血の塊(コアグラ)が尿道に詰まり、強い尿意があるのに全く排尿できない状態。
  • 高熱と激しい悪寒:38.5度以上の発熱、ガタガタと震える悪寒、背中の叩打痛を伴う場合(細菌が腎臓へ達した急性腎盂腎炎や敗血症のリスク)。
  • 循環不全サイン:大量の出血に伴うめまい、冷や汗、立ちくらみ、顔面蒼白、血圧低下。
中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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