経営の神様を支えた稲盛和夫の妻・朝子夫人|偉業の裏の感動秘話
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昭和34年、実業家・稲盛和夫がわずか8名の仲間と共に「京都セラミック(現・京セラ株式会社)」を立ち上げた当時、資金は乏しく、将来の保証などどこにもなかった。若き日の稲盛朝子夫人は、夫の情熱と夢を全身で受け止め、過酷な極貧生活の中で文句ひとつ言わずに家庭を守り抜いた。
当時の日本のエレクトロニクス産業は急速な発展の途上にあり、創業間もない会社は社運を賭けた製品開発に奔走していた。連日連夜、会社に泊まり込みで技術開発に励む夫のため、朝子夫人は握り飯を作り、夜遅くまで無事を祈り続けたという。己の欲を捨てて夫の理想を信じ抜く彼女の存在こそが、世界的な巨大企業へと成長を遂げる揺るぎない基盤となったのだ。