ビートたけしの父・北野菊次郎の真実|映画のモデルと壮絶な職人人生

ビートたけしの父・北野菊次郎の真実|映画のモデルと壮絶な職人人生にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

北野菊次郎は1899年(明治32年)頃に生まれ、東京・足立区島根や千住の界隈で生涯の多くを過ごしました。北野家のルーツを辿ると、菊次郎自身は生家から養子に出されるなど、幼少期から決して平坦ではない境遇で育ったことが自著や家族の回想録で明かされています。

北野菊次郎の職業は、建物の塗装や看板描きを手がけるペンキ職人(塗装職人)でした。機械化が進んでいない昭和初期から高度経済成長期において、建物の壁面やトタン屋根を美しく仕上げる職人技術は確かであり、仕事に対するプライドは非常に高い人物でした。しかし、入った日当の多くを酒やギャンブルに注ぎ込んでしまう典型的な「宵越しの銭は持たない」江戸っ子気質でもありました。

家族構成は、妻の北野さきとの間に、長男・重一(※さきの連れ子とされる)、長女・やす子、次男・北野大(明治大学名誉教授・環境化学者)、そして三男・北野武(ビートたけし)らをもうけました。北野家の家系図を俯瞰すると、厳格な教育ママとして子どもたちを大学へ進学させようとした母・さきと、職人気質で学問を軽視しがちだった父・菊次郎という、正反対の両親の力関係が色濃く反映されていました。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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