肘離断性骨軟骨炎のサインと最新治療|初期症状から手術・復帰の真相
肘離断性骨軟骨炎のサインと最新治療|初期症状から手術・復帰の真相の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。
保存療法で改善が見込めない場合や、軟骨片が完全に遊離してしまった終末期には、外科的手術が適応となります。軟骨片が剥がれ落ちて関節内を漂う状態は「関節ネズミ(遊離体)」と呼ばれ、これが骨の隙間に挟まると突然肘が動かなくなる「ロック現象」を引き起こします。
手術適応となる基準は主に以下の通りです。
- 軟骨片が不安定で骨癒合の可能性がない「分離後期〜遊離期」
- 半年以上の厳格な保存療法を行っても病変部の改善が見られない場合
- 関節ネズミによる引っかかりやロック現象が頻発している場合
手術術式には、関節鏡視下での遊離体摘出術や骨穿孔術(マイクロフラクチャー)のほか、広範囲な軟骨欠損に対しては自身の膝などから健常な骨軟骨を採取して移植する骨軟骨柱移植術(モザイクプラスティ/OATS)が選択されます。欠損部を強固な生体組織で再建できるため、ハイレベルな競技復帰を目指す選手にとって有力な治療選択肢となっています。