手足口病の重症化サインとは?脳炎の兆候と大人の危険度・受診目安
手足口病の重症化サインとは?脳炎の兆候と大人の危険度・受診目安について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。
Q1:手足口病に特効薬や抗ウイルス薬はありますか?
A1:手足口病の原因となるエンテロウイルスやコクサッキーウイルスに直接作用する抗ウイルス薬は現在のところ存在しません。治療の基本は、発熱や喉の痛みに対する鎮痛解熱剤(アセトアミノフェンなど)の使用や、十分な水分補給といった「対症療法」になります。重症化して脳炎や心筋炎を起こした場合には、集中治療室(ICU)での人工呼吸管理、ガンマグロブリン大量静注療法、ステロイドパルス療法などの高度な集学的治療が行われます。
Q2:手足口病 脳炎 症状は発症から何日目くらいに現れることが多いですか?
A2:多くの場合、発疹や発熱などの初期症状が出始めてから2〜4日目に中枢神経症状が出現します。発熱初期に現れることもあれば、熱が下がりかけたタイミングで突然の頻回な嘔吐やけいれん、激しい手足のピクつき(ミオクローヌス)として発症することもあります。解熱傾向にあるからといって決して油断せず、発症後5日間程度は神経学的症状がないかを注意深く観察し続ける必要があります。
Q3:大人が感染を防ぐために最も効果的な予防法は何ですか?
A3:最も決定的なのは「便の取り扱い」と「手洗い」です。おむつ交換の際は使い捨て手袋とマスクを着用し、汚物はビニール袋に密閉して破棄してください。前述の通り、ウイルスはアルコール消毒が効きにくいため、石けんと流水で30秒以上しっかり擦り洗いすることが最大の防御策です。また、タオルの共用を直ちにやめ、ペーパータオルに切り替えること、患児の食べ残しを大人が絶対に口にしないことを徹底してください。