「髪をすく」漢字の正解は?梳く・透くの違いと毛量を減らす由来
「髪をすく」漢字の正解は?梳く・透くの違いと毛量を減らす由来とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
Q1:「梳く」は常用漢字ですか?手紙やビジネス文書では平仮名にすべきでしょうか?
A1:「梳」は常用漢字表外の文字(表外字)です。漢字検定では1級に配当されており、一般的な公用文や公立学校の教科書、新聞などのマスメディアでは「すく」と平仮名で表記するのが原則とされています。ただし、個人の手紙や小説、文芸作品、サロンのメニュー表などでは、意味を的確に伝えるために「髪を梳く」と表記しても何ら問題ありません。
Q2:「髪をすく」と「髪をとかす」は、漢字で書くと同じ「梳く」ですか?
A2:はい、どちらも漢字では「梳く」と書きます。「梳く」と書いて「すく」と読む場合は、櫛で整える意味に加えて理髪技術で毛量を減らす意味も含みます。一方、「梳く」を「とく」あるいは「梳かす(とかす)」と読む場合は、もっぱら櫛やブラシを通してもつれを解きほぐす行為のみを指し、ハサミで毛量を減らす意味には用いられません。
Q3:美容院で「すいてください」と言わずに、自然に毛量を減らしてもらう伝え方はありますか?
A3:「すいてください」という単語を使わず、「毛先がスカスカにならないように厚みを残しつつ、髪の内側の重さだけを調整してください」と伝えるのが最も安全です。また、「普段巻いたり結んだりしたときに毛先がバラけない範囲で毛量を減らしてほしい」と、具体的な生活シーンを添えてオーダーすると、美容師側のすき過ぎを防ぐことができます。