有機石灰とは?苦土石灰との違いやまいてすぐ植えられる理由を徹底解説
有機石灰とは?苦土石灰との違いやまいてすぐ植えられる理由を徹底解説について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。
土壌酸度の矯正に使われる代表的な石灰資材には、有機石灰のほかに「苦土石灰」と「消石灰」があります。それぞれの成分、反応性、適した散布時期を比較した客観データを下表にまとめました。
有機石灰と苦土石灰の違いにおいて最も注意すべき要素は「マグネシウム(苦土)の有無」です。苦土石灰は植物の葉緑素を構成するマグネシウムを含有しており、光合成能力を底上げする効果があります。一方、有機石灰はマグネシウムをほとんど含まないため、トマトやナスなどのナス科作物を連作して葉が黄色く変色(マグネシウム欠乏症)している圃場では、別途マグネシウム肥料の追肥を検討しなければなりません。
また、消石灰と有機石灰の比較を行うと、消石灰はアルカリ分が70%前後と非常に高く、コストも安価ですが、扱いを誤ると皮膚の炎症や土壌硬化を招くリスクを伴います。これら3者の特性を把握し、作業スケジュールや土壌の状態に応じて石灰肥料の正しい使い分けを行う姿勢が求められます。