先島諸島とは?定義と宮古・八重山の違い、最新情勢まで徹底解説
先島諸島とは?定義と宮古・八重山の違い、最新情勢まで徹底解説についての真相をご紹介します。
先島諸島を二分する二大勢力が、宮古島を中心とする「宮古列島」と、石垣島や西表島を擁する「八重山列島」です。観光客からは「どちらも同じ南国の離島」と捉えられがちですが、地質構造から人々のルーツに至るまで、両者には決定的な違いが存在します。
先島諸島宮古島八重山違いの根底にあるのは、島の成り立ちです。宮古列島は主に隆起サンゴ礁(琉球石灰岩)で形成されており、山や川が一切存在しません。降った雨は地下へ浸透し、海へと湧き出るため、土砂の流出がなく「宮古ブルー」と称賛される透明度抜群の海を生み出しました。対照的に、八重山列島の石垣島や西表島は古生代・中生代の岩石からなる山岳地形を有し、県内最高峰の於茂登岳(石垣島・標高526m)やマングローブ原生林が広がる河川が存在します。
ここで重要な論点となるのが、先島諸島尖閣諸島含まれるかという点です。日本の領土・行政区分において、尖閣諸島(魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島など)は沖縄県石垣市に編入されています。そのため、行政区域上の八重山郡・八重山地域の一部として扱われ、広義の先島諸島に含まれます。一方、自然地理学や一般的な観光・生活圏の区分としては無人島群であることから別枠として記載される例もありますが、国家主権および安全保障の文脈では先島諸島の一部として不可分に位置づけられています。