フォークダンスとは?運動会の定番になった意外な歴史と名曲の真実
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フォークダンスの語源は、英語の「folk(民衆・民族)」と「dance(踊り)」の結合にあります。特定の振付家が芸術鑑賞用として創作したクラシックバレエや、宮廷貴族の儀礼から発展した社交ダンス(ボールルームダンス)とは対照的に、世界各地の民衆が農作業の合間、季節の祝祭、宗教的儀礼、あるいは婚礼の席などで自然発生的に踊り継いできた伝統舞踊を包括して指す概念です。
専門的な分類において、フォークダンスの種類は踊りの隊形や伝承地域によって多岐にわたります。世界的な視点で見ると、以下のような代表的なカテゴリーが存在します。
- サークルダンス(円舞):東欧やバルカン半島、中東地域に多く見られる形式。参加者全員が一つの円を作り、手や肩を組んで踊る。イスラエルの「ホラ」や東欧の「ホロ」「コロ」などが該当し、共同体の連帯感を高める役割を担ってきた。
- スクエアダンス/コントラダンス:イギリスからアメリカの開拓期へと渡った伝統舞踊。4組のカップルが四角形(スクエア)を作ったり、向かい合った列(コントラ)を作ってコーラー(指示役)の合図に従いパートナーを交代しながら踊る。
- カップルダンス:中央ヨーロッパやスカンジナビア半島に色濃く残る、男女ペアを基本単位とした舞踊。ワルツやポルカ、マズルカのリズムに乗り、回転やステップを楽しむ。
- ソロ・チェインダンス:ケルト文化圏(アイルランドやスコットランド)のステップダンスのように、個人の超絶技巧を競うものや、1本の長い列となって蛇行しながら進む形態。
日本国内における統括組織としては、文部科学省所管の財団法人を母体とする一般社団法人 日本フォークダンス連盟(1956年創立)が存在します。同連盟の記録によると、世界各国の舞踊文化を正しく継承・普及させる活動が半世紀以上にわたり続けられており、単なるレクリエーションの枠を超えた国際文化理解の架け橋として位置づけられています。