絵の具の落とし方完全ガイド!服や手の頑固な汚れも落ちる裏ワザ

今注目を集めている 絵の具の落とし方完全ガイド!服や手の頑固な汚れも落ちる裏ワザについて、詳しいまとめを整理して公開しています。

SNSや知恵袋などのコミュニティでは様々な裏ワザが紹介されていますが、化学的な根拠を無視した処置を行うと、かえって汚れが定着して取り返しのつかない事態に陥ります。編集部が検証した代表的な誤解とリスクを挙げます。

NG行為1:最初から高温の熱湯をかける

「お湯のほうが油や汚れが溶けやすい」と考え、60℃以上の熱湯をいきなりかけるのは危険です。学童用絵の具や一部の画材にはタンパク質由来の成分(カゼインや膠など)が含まれている場合があり、熱によってタンパク質が熱凝固を起こし、繊維と永久的に結合してしまいます。染み抜きに使用するぬるま湯は、必ず人肌程度(35〜40℃以下)に留める必要があります。

NG行為2:塩素系漂白剤をいきなり投入する

白無地のTシャツであっても、アクリルや油絵の具の樹脂膜が残った状態で塩素系漂白剤を使用しても、樹脂がバリアとなって顔料まで漂白成分が届きません。さらに、生地の繊維自体を脆化させたり、化学反応でシミが黄色く変色(黄変)するリスクがあります。漂白剤を使用する場合は、必ず溶剤や洗剤で樹脂・油分を取り除いた最終段階で「酸素系漂白剤」を使用するのが鉄則です。

NG行為3:濡れ雑巾で強くゴシゴシ擦る

絵の具が付着した直後にやってしまいがちなのが、おしぼりや濡れティッシュで強く擦ることです。この摩擦により、布表面にとどまっていた顔料が繊維の撚り(より)の奥深くまで押し込まれ、染み抜きの難易度が跳ね上がります。付着直後は擦らず、乾いたティッシュや布で「つまみ取る」ように表面の絵の具を除去するのが正しい初動対応です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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