Of Courseの意味は失礼?「もちろん」の罠と英語の返答使い分け
Of Courseの意味は失礼?「もちろん」の罠と英語の返答使い分けの真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
「of course(カタカナ読み方:オブコース)」は、前置詞「of」と「course(進路・道筋)」が合体した成句です。そのコアイメージは「物事が当然進むべき道筋の上にある状態」、つまり「論理的・客観的に見て当たり前であること」を指します。
日本人が辞書的な意味である「もちろん」という肯定表現の感覚で返事に用いると、重大なすれ違いが発生します。相手から「英語は話せますか?」「明日の会議に参加できますか?」と尋ねられた際、笑顔で「Of course!」と答えると、相手の耳には以下のように変換されて届いてしまうからです。
「(そんなこと聞くまでもないだろう)当たり前じゃないか」「(愚問を投げてくるな)当然だよ」
言語社会学の観点から分析すると、相手が親切や配慮から発した問いに対して「当然だ」と突き返す行為は、相手の質問の妥当性を否定し、無知を責める無意識の攻撃性(マイクロアグレッション)を孕みます。これが、「of course」が時に失礼で傲慢な印象を与えてしまう最大の理由です。