箱根くらかけゴルフ場閉鎖の真相と跡地メガソーラー計画の現在

箱根くらかけゴルフ場閉鎖の真相と跡地メガソーラー計画の現在の特集記事を解説します。最新トレンドが詰まっています。

ゴルフ場が閉鎖された後、広大な未利用地となった鞍掛山一帯に持ち上がったのが、大規模太陽光発電所(鞍掛山メガソーラー)の建設計画でした。FIT(再生可能エネルギー固定価格買い取り制度)の導入以降、全国各地でゴルフ場跡地がメガソーラー用地として転用される動きが加速しており、箱根くらかけゴルフ場跡地もその対象となったのです。

しかし、この計画が公表されるやいなや、地元住民や隣接する自治体(神奈川県箱根町、静岡県熱海市、函南町など)から猛烈な反対運動が巻き起こりました。問題視されたのは主に以下の点です。

  • 土砂災害・水害リスク:鞍掛山は急峻な地形であり、森林伐採や造成工事によって豪雨時の土砂崩れや保水力低下による下流河川の氾濫が懸念されたこと。
  • 国立公園の景観破壊:富士箱根伊豆国立公園に隣接する風光明媚な山肌に黒いソーラーパネルが敷き詰められることによる観光資源への深刻なダメージ。
  • 水源涵養機能の喪失:地域住民や温泉地が依存する地下水・湧水への影響に対する懸念。

地元自治体は景観保全条例や太陽光発電施設規制条例を相次いで制定・強化し、事業者に対して厳格な安全基準や住民同意を求めました。これにより開発計画は長期にわたり暗礁に乗り上げ、激しい議論が交わされることとなりました。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest