阪神背番号24の系譜|桧山進次郎から横田慎太郎へ紡がれた奇跡
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阪神タイガースにおける背番号24を語る上で欠かせないのが、桧山進次郎氏の存在です。1992年にドラフト4位で入団してから2013年の引退まで、実働22年間にわたり24番を一筋に背負い続けました。暗黒時代と呼ばれた苦しい時期には4番打者として打線を牽引し、2003年・2005年のリーグ優勝にも大きく貢献。キャリア後半には勝負どころで登場する「代打の神様」として球場全体の空気を一変させる勝負強さを発揮しました。
その偉大なレジェンドが引退した2013年秋、ドラフト2位で指名された大器・横田慎太郎さんに24番が託されます。当時、桧山氏自らが期待を込めて背番号の継承を後押しした背景には、187cmの恵まれた体格と圧倒的なスイングスピードを持つ若武者への大きな期待がありました。
2016年、金本知憲監督のもとで「開幕スタメン(2番・センター)」を勝ち取った横田さんは、猛虎の未来を担うホープとして躍動。しかし翌2017年の春季キャンプ中、原因不明の頭痛から脳腫瘍が発覚します。10時間を超える大手術と過酷な抗がん剤治療を乗り越え、不屈の執念でグラウンドへと戻ってきた背番号24の姿は、チームメイトやファンだけでなく、日本中の野球ファンに勇気を与えました。