「戦場ヶ原蕩れ」の意味と元ネタを解説!神回12話の星空と名言の真相

「戦場ヶ原蕩れ」の意味と元ネタを解説!神回12話の星空と名言の真相の特集記事をお届けします。専門的な知識がチェックできます。

「戦場ヶ原蕩れ」というフレーズを初めて目にしたとき、その独特な漢字表記と響きに目を奪われた方も多いはずです。「蕩れる」の正しい読み方は「とれる」(名詞形は「とれ」)。漢字の構成としては「草冠に湯」と書き、漢検準1級レベルの難読漢字にあたります。

一般的な日本語辞書における「蕩」の本来の読みは「トウ」であり、「蕩ける(とろける)」「放蕩(ほうとう)」「蕩尽(とうじん)」といった熟語に見られるように、「心が奪われてぼんやりする」「跡形もなく消え去る」「枠組みが溶けて広がる」といったニュアンスを内包しています。

西尾維新氏はこの「蕩ける(とろける)」という動詞の語感をベースに、文字の美しさと響きを巧みに再解釈しました。心が溶け去ってしまうほど対象に魅了され、陶酔しきってしまう究極の心理状態を、一文字の「蕩」に見立てて「とれ」と読ませる離れ業をやってのけたのです。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest