マグロの寿命は何年?最高齢記録や泳ぎ続ける驚きの生態を徹底解剖

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世界には主に親しまれているマグロが数種類存在し、それぞれ生息環境や代謝速度、成長サイクルが異なります。大型に成長する種類ほど寿命が長く、小型〜中型の種類は短命かつ高回転なライフサイクルを持つのが特徴です。

マグロの種類平均寿命・推定最長寿命成魚の体長・体重目安成長速度・生態的特徴クロマグロ(本マグロ)約20年〜30年(最長40年以上)体長2m〜3m / 200kg〜400kg超成長は緩やかだが超大型化。低温海域にも適応する体温保持能力を持つ。ミナミマグロ(インドマグロ)約20年〜25年(最長30年前後)体長1.8m〜2.2m / 100kg〜200kg南半球の冷水域に生息。クロマグロに近い長寿・大型種。メバチマグロ約10年〜15年体長1.5m〜2m / 80kg〜150kg深海への潜水能力が高く、目が大きい。中程度の寿命を持つ。キハダマグロ約7年〜9年体長1.5m〜1.8m / 50kg〜100kg温暖な表層を好み、成長速度が非常に速い。比較的短命。ビンナガマグロ(ビンチョウ)約8年〜10年体長1m〜1.2m / 20kg〜40kg胸ビレが長くツナ缶の原料としても有名。小型で成熟が早い。

水産研究機関の調査によると、クロマグロの寿命は魚類の中でも群を抜いて長く、体長3メートル・体重400キロを超える個体は20年〜30年以上の年月を生き抜いてきたベテラン個体です。一方、熱帯・亜熱帯の暖かい海域を主戦場とするキハダマグロの寿命は約7〜9年と短く、そのぶん凄まじいスピードで成魚へと育ちます。

マグロの成長速度は幼魚期において極めて急激です。孵化直後はわずか数ミリの仔魚ですが、生後1年で体長約50センチ(体重数キロ)、3年で1メートル(約20〜30キロ)へと急拡大します。過酷な外洋で天敵から逃れ、効率よく餌を捕食するための生存戦略として、この驚異的な初期成長スピードが進化の過程で研ぎ澄まされました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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