生後7ヶ月の発達障害の兆候とは?目が合わない不安と見分け方

生後7ヶ月の発達障害の兆候とは?目が合わない不安と見分け方についての疑問解決ガイドをお届けします。

育児コミュニティやSNS(知恵袋やXなど)では、「7ヶ月健診で要観察になって絶望した」「発達障害の兆候ではないかと夜も眠れない」という切実な声が数多く見られます。しかし、現場の保健師や小児科医が「健診でチェックをつける」目的と、保護者の受け止め方の間には大きなギャップが存在します。

乳幼児健診の役割は「障害のレッテルを貼ること」ではなく、「支援が必要な可能性のある親子を早期に見守りの輪につなぐこと」です。例えば「ハンカチテスト(顔に乗せた布を手で払いのけられるか)」や「おすわりの安定性」で引っかかったとしても、それは筋肉の成熟や手の協調運動のペースを次の健診(9〜10ヶ月健診や1歳健診)で再確認しようという意図に過ぎません。

また、ネット上で自閉症の兆候として語られがちな「生後7ヶ月の奇声」や「クレーン現象」についても、誤った情報が拡散されています。生後7ヶ月頃の奇声(「キーッ」「キャー」と甲高い声を出す)は、自分の声帯をコントロールできるようになったことを楽しむ「発声遊び(音声遊戯)」であることがほとんどです。また、相手の手を道具のように使う「クレーン現象」は、そもそも1歳半以降に指差しなどのコミュニケーション手段の代償として現れるものであり、生後7ヶ月の赤ちゃんには該当しません。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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