アンタッチャブル空白の10年|共演Ngの真相と解散しなかった理由
アンタッチャブル空白の10年|共演Ngの真相と解散しなかった理由にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
ここで多くの人が見落としがちなのは、「なぜ10年間も放置されながら、アンタッチャブルは解散しなかったのか」という疑問です。通常、これほどの長期休止かつ片方が売れっ子ピン芸人として大成功を収めている場合、マネジメント側からもタレント本人からも「コンビ関係の清算」が提案されるのが芸能界の常則です。
柴田自身、謹慎が明けて数年が経った頃、山崎に対して「俺が足を引っ張っている。解散して、お前を自由にしてやった方がいいんじゃないか」と申し出ようとした時期があったと語っています。しかし、山崎は首を縦に振るどころか、話し合いの席を設けることすら拒絶しました。その真意は、メディアで語られた山崎の以下のスタンスに集約されています。
「いま二人で出たら、世間は『ザキヤマが可哀想な柴田を助けてやった』という目線で見る。それは柴田さんにとってもコンビにとっても絶対に良くない。柴田さんが自分の力でレギュラーを掴み、世間から『柴田はやっぱり面白い』と認められるまでは、復活する意味がない」
世間が信じ込んだ「山崎が柴田を冷たく切り捨てた」という構図は、完全な誤解でした。山崎が頑なに共演を断り続けたのは、先輩であり漫才の師とも言える柴田への「最大の敬意と芸人としての厳しさ」だったのです。柴田が単独で雛壇や情報番組で重宝され、ピン芸人としての地位を固め直した2019年というタイミングこそ、山崎が待ち望んだ「対等の舞台」でした。