織田信長は本当にイケメンか?史料と肖像画から迫る実際の顔と体格

織田信長は本当にイケメンか?史料と肖像画から迫る実際の顔と体格についての最新情報を徹底解説します。

私たちが歴史の教科書などで目にする信長の肖像画には複数の種類が存在します。中でも最も本人の面影を忠実に伝えているとされるのが、愛知県豊田市の長興寺所蔵の「織田信長像」です。信長の死後まもなく、三男・織田信孝の依頼によって描かれたと伝わるこの絵には、誇張のないリアルな造形が見られます。

長興寺の肖像画における織田信長の顔の特徴として際立っているのは以下の点です。

  • 鼻筋:すらりと通った高い鷲鼻(わしばな)で、横顔の立体感が強い。
  • 輪郭:顎が細く引き締まった面長(おもなが)な顔立ち。
  • 目元:切れ長の鋭い二重まぶたで、観察眼の鋭さを感じさせる眼光。
  • 口元・髭:薄い唇の上に整えられたごく控えめな口髭と顎髭。

また、イエズス会のイタリア人画家ジョバンニ・ニコラオの指導のもと描かれたとされる「紙本著色織田信長像」(神戸市立博物館所蔵)など、洋画技法を取り入れた肖像画でも、彫りの深さと知性を感じさせる端正な容貌が一貫して描写されています。丸顔でずんぐりした体型が多い当時の武将像の中で、信長のシャープな骨格は際立って洗練された印象を与えていたと考えられます。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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