パーフェクトゲームとは?完全試合の条件とノーノーとの違いを徹底解剖
パーフェクトゲームとは?完全試合の条件とノーノーとの違いを徹底解剖について知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。
NPB公式記録に名を刻むプロ野球歴代達成者16人の中から、特に野球史の転換点となった象徴的な3つの事例をピックアップします。
1. 槙原寛己(読売ジャイアンツ / 1994年5月18日)
福岡ドーム(現・みずほPayPayドーム)で行われた対広島東洋カープ戦で、巨人のエース・槙原寛己投手が達成しました。平成唯一の完全試合として長年語り継がれた一戦です。槙原投手は後にテレビ特番や自著の手記で「7回あたりからベンチ裏で誰も自分に話しかけてこなくなった。あの異様な静寂と足の震えは生涯忘れられない」と述懐しています。最後の打者を右飛に打ち取った瞬間、捕手の村田真一と抱き合ったシーンは平成プロ野球の名場面です。
2. 佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ / 2022年4月10日)
ZOZOマリンスタジアムで行われた対オリックス・バファローズ戦で、当時20歳5ヶ月の佐々木朗希投手が達成した「令和初の完全試合」です。槙原投手の記録から実に28年ぶりの快挙であり、同時に日本新記録となる13者連続奪三振、プロ野球タイ記録となる1試合19奪三振を樹立しました。直球の平均球速160km/h超と高速フォークのみでねじ伏せたこの快投は、米国のMLB公式メディアでも「史上最も支配的な投球」と大々的に報じられました。
3. 山井大介〜岩瀬仁紀「日本シリーズの完全試合リレー」(中日ドラゴンズ / 2007年11月1日)
プロ野球史最大の論争を呼んだのが、2007年の日本シリーズ第5戦です。中日の先発・山井大介投手が8回まで走者を1人も出さないパーフェクトピッチングを継続していながら、落合博満監督は9回のマウンドに守護神・岩瀬仁紀投手を送りました。岩瀬投手も三者凡退に抑え、「継投による完全試合」で球団53年ぶりの日本一を達成。しかし、NPBの公式ルール上、完全試合は「1人の投手が最後まで投げきること」と定められているため、個人記録としての完全試合ではなく「参考記録(チームとしての完全試合)」となりました。