山梨県の有名なもの決定版!地元民推奨の名物と2026年最新の穴場

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山梨の食を語る上で欠かせないのが、名実ともに全国区となった「甲府鳥もつ煮」です。2010年のご当地グルメ祭典「B-1グランプリ」でゴールドグランプリを獲得したことで一躍脚光を浴びましたが、その誕生には戦後復興期の切実な背景がありました。

甲府鳥もつ煮発祥の理由は、昭和25(1950)年頃、甲府市内の老舗蕎麦店「奥藤本店(おくとうほんてん)」の店主が考案したことに始まります。当時、精肉処理の過程で大量に廃棄されていた鳥のレバー、ハツ、砂肝、玉道(きんかん)などの内臓肉に目をつけ、「安くて栄養価が高いもつを捨てずに美味しく提供できないか」と試行錯誤を重ねました。一般的な煮込み料理と異なり、少量の醤油と砂糖で強火で短時間照り煮にし、旨味を閉じ込める独特の調理法は、瞬く間に市内の蕎麦屋へと普及しました。

一方、王道の山梨県の有名なグルメであるほうとう界隈でも、店舗ごとの個性が際立っています。観光客から絶大な支持を集めるほうとう人気有名店として知られる「甲州ほうとう 小作(こさく)」は、カボチャをはじめとする大ぶりの根菜と秘伝のダシが織りなす濃厚なコクが特徴です。対して、富士山麓を中心に展開する「ほうとう不動」は、自家製平打ち麺の強いコシと、白味噌ベースの澄んだ素朴なスープで真っ向勝負を挑んでいます。地元民の間でも「濃厚具だくさん派」と「滋味シンプル派」で好みが二分される奥深さがあります。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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