「オラわくわくすっぞ」原作漫画では言ってない?名言の真相を徹底追及
「オラわくわくすっぞ」原作漫画では言ってない?名言の真相を徹底追及の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
では、なぜ原作にないフレーズがここまで強烈に人々の記憶へ刻み込まれたのでしょうか。その最大の要因は、東映アニメーション制作のテレビアニメ版における「次回予告」のフォーマットにあります。
アニメ『ドラゴンボール』および『ドラゴンボールZ』の次回予告は、基本的に孫悟空役の声優・野沢雅子さんによるハイテンションなナレーションで進行していました。「オッス!オラ悟空!」というお決まりの挨拶から始まり、緊迫した展開を予告した後に「オラ、わくわくすっぞ! ぜってぇ見てくれよな!」と結ぶ構成が定番パターンとして繰り返されたのです。
当時、毎週水曜日のゴールデンタイムに放送されていたアニメは、平均視聴率20%超(最高視聴率27.5%)を記録するモンスター番組でした。本編の重厚なドラマとは別に、毎週の次回予告で刷り込まれたキャッチコピーが、何百万人もの視聴者の潜在意識に「悟空の口癖」として定着した構造です。
さらに、野沢雅子さんの持ち味である天真爛漫かつ力強い演技プランとアドリブ感覚が、悟空のキャラクター性を「どんなピンチでも明るく楽しむ男」として強調し、アニメ独自のキャッチーな決め台詞文化を強固なものにしていきました。