サロモンはおしゃれか?ダサい噂の真相と2026年最新の着こなし術
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山岳ギアとして開発されたシューズが、なぜこれほどまでに街履きとして熱狂的な支持を集めているのか。その発端は、2010年代半ばにパリの伝説的セレクトショップ「コレット(Colette)」のバイヤーがその造形美に目を留め、その後「Salomon Sportstyle(スポーツスタイル)」というファッション特化ラインが立ち上がった歴史に遡ります。
ストリートでサロモンスニーカーの流行りがなぜここまで定着したのかを紐解くと、アウトドア要素を都会的な装いに取り入れる「ゴープコア(Gorpcore)」の浸透が挙げられます。アッパーに幾何学的に張り巡らされた補強テープ、ワンアクションで締め上げられる極細のクイックレース、流線型のシャープなフォルムは、従来のクラシカルなローテクスニーカーや過剰にボリューミーなダッドスニーカーとは一線を画す「無機質な近未来感」を醸し出しています。
ファッションカルチャーの現場を観察すると、ジル・サンダーやバレンシアガといったメゾンブランドを着崩す「ハズし」のピースとして指名買いされている光景が日常化しました。デザイナーやスタイリストが自身の足元に選ぶケースが相次ぎ、機能本位の構造そのものがラグジュアリーなミニマリズムと共鳴した結果、一時的な一過性のブームを超えたニュースタンダードへと定着しました。