月やあらぬの現代語訳と品詞分解!在原業平が秘めた悲恋の真相
月やあらぬの現代語訳と品詞分解!在原業平が秘めた悲恋の真相を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。
情熱的な歌人として六歌仙・三十六歌仙の双方に名を連ねる在原業平は、「月やあらぬ」以外にも日本文学史に燦然と輝く傑作を数多く残しています。知っておくべき代表作を紹介します。
1. かきつばたの歌(伊勢物語第九段『東下り』)
「唐衣(からころも) きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」
各句の頭文字に「か・き・つ・ば・た」を織り込んだ「折句(おりく)」の超絶技巧。都に残してきた妻を想う切なさが胸を打ちます。
2. 都鳥の歌(伊勢物語第九段『隅田川』)
「名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」
東下りの途上、隅田川で都の名を持つ鳥に向かい、都に残した最愛の人が無事であるかどうかを問いかけた哀切極まる一首です。
3. 業平の辞世の歌(古今和歌集・伊勢物語第百二十五段)
「つひにゆく 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを」
「いつかは誰もが行く死出の道だと聞いてはいたが、まさか昨日や今日の自分のことだとは思わなかった」と、自らの死期を前に飄々と、しかし深い実感を込めて詠んだ珠玉の名作です。