電験一種の難易度は東大理系級?合格率と勉強時間・二種との壁を徹底解明
電験一種の難易度は東大理系級?合格率と勉強時間・二種との壁を徹底解明とは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
国家資格の難易度ランキングにおいて、電験1種の難易度と偏差値は「75〜78」と格付けされるのが通例です。これは文系の最高峰である司法試験予備試験や公認会計士、医療系の医師国家試験に匹敵し、技術系資格としては名実ともに国内トップの座に君臨しています。
「東大理系レベル」と称される最大の理由は、試験で要求される学術的な基礎体力の高さにあります。電験三種が高校物理・数学(数I・II程度)の公式当てはめで対応でき、電験二種がある程度のパターン演習でカバーできるのに対し、電験一種では大学工学部・大学院修士レベルの微分方程式、ラプラス変換、複素数解析、フーリエ解析、マクスウェル方程式に基づいた電磁気学の深い洞察が問われます。
問題文の誘導に従って機械的に解くことは不可能に近く、物理現象の本質を自力で数式モデル化し、厳密な論理展開で解を導く思考力が試されます。大手電力会社や重電メーカーの第一線で活躍するエンジニアですら、十分な対策なしでは一次試験の「理論」科目で足元をすくわれるのが現実です。