『とある3期』はなぜひどいと酷評された?尺不足と原作カットの真相
『とある3期』はなぜひどいと酷評された?尺不足と原作カットの真相について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。
特に視聴者の間で「難解すぎる」「意味がわからない」と不評を買ったのが、物語の重要エピソードである「暗部編(原作15巻)」とクライマックスの「第三次世界大戦編(原作20〜22巻)」です。
暗部編では、学園都市の裏でうごめく複数の非合法組織(グループ、アイテム、メンバー、ブロック)が互いの利害を巡って高度な情報戦と暗闘を繰り広げます。しかしアニメ版では、誰が誰をターゲットにして何のために動いているのかという組織関係図や策略の描写がごっそり抜け落ちました。その結果、「ただ知らないキャラクター同士が裏路地で出会い頭に殺し合っているだけ」に見えてしまうという致命的な構成になってしまったのです。
さらに旧約最大の山場である第三次世界大戦編においても、ロシアの大雪原を舞台にした上条当麻、一方通行(アクセラレータ)、浜面仕上の3人の主人公の群像劇がダイジェストのように目まぐるしく切り替わりました。敵の親玉である右方のフィアンマが持つ圧倒的な脅威や思想、国際政治の駆け引きが大幅にカットされたことで、バトルのカタルシスが大幅に損なわれる結果となりました。