軒下で見るとっくり型の蜂の巣の正体とは?危険性と自力駆除の判断基準
軒下で見るとっくり型の蜂の巣の正体とは?危険性と自力駆除の判断基準の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。
ネット上や相談窓口で頻繁に見られるのが、「トックリバチの巣と見分けがつかない」という声です。名前が似ているため混同されがちですが、コガタスズメバチとトックリバチは生態も危険度も正反対の存在です。
トックリバチの泥巣との違いを見極める最大のポイントは、「巣の材質」と「設置の向き」です。トックリバチは土や泥を唾液で固めて、正立した壺や徳利のような巣を作ります。一方、コガタスズメバチは樹皮や朽ち木を削り取った植物繊維を唾液で練り合わせて作るため、薄い木目調(和紙のようなマーブル模様)の質感になり、必ず下向きに開口部が伸びる「逆さ徳利型」になります。
泥で作られた壺型の巣であれば、トックリバチが農業害虫である蛾の幼虫などを狩って幼虫の餌として閉じ込めているだけなので、生活動線上で直接触れる危険がない限り駆除の必要性はありません。しかし、木くずでできた逆さ徳利を発見した場合は、速やかな駆除行動に移る必要があります。