アオバハゴロモの幼虫に毒はある?白い綿の正体と効果的駆除法

アオバハゴロモの幼虫に毒はある?白い綿の正体と効果的駆除法について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

枝にびっしりと付着した白い綿は、カビや病気ではなくアオバハゴロモの幼虫自身が分泌した「ロウ(蝋)物質」です。幼虫の体長はおよそ3〜5ミリメートル前後と非常に小柄ですが、腹部末端や体表からフワフワとした細い綿状の分泌物を大量に出し、自らの体をすっぽりと覆い隠します。

この白い綿には、野鳥やクモなどの外敵から身を隠すカモフラージュ効果に加え、雨水や直射日光による乾燥から柔らかい幼虫の体を保護する役割があります。刺激を与えると、後脚の強力な筋力を使って視界から消えるほどのスピードで「ピョン」と飛び跳ねるのが大きな特徴です。

アオバハゴロモのライフサイクルにおいて、幼虫と成虫では見た目の印象が劇的に変化します。

  • 幼虫(発生時期:5月中旬〜7月頃):全身が白い綿状物質で覆われ、扁平な体つきをしています。羽がないため飛翔はできず、跳躍と歩行のみで移動します。
  • 成虫(発生時期:7月中旬〜10月頃):体長約9〜11ミリメートルで、翡翠(ひすい)色のような鮮やかな薄緑色の羽を屋根形に畳んで枝に静止します。その愛らしい立ち姿から、地域によっては「ハトコ」「シラサギ」といった俗称で親しまれています。

年1回の発生サイクルを持ち、冬の間は植物の樹皮の隙間に産み付けられた卵の状態で越冬し、新緑が芽吹く初夏に一斉に孵化します。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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