元気が出るハウスの現在と閉店理由|原宿の熱狂と跡地を徹底検証
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1985年4月に放送を開始した『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』は、日曜夜8時のテレビ界を塗り替え、平均視聴率20%前後、最高視聴率27.5%を記録したモンスター番組でした。演出を手掛けたテリー伊藤氏らの奇抜な企画と、メインMCを務めるビートたけしさんの圧倒的な求心力が結びつき、単なるテレビ番組の枠組みを超えた巨大なユースカルチャーを形成していきました。
その番組発信のマーチャンダイジング拠点として、1987年に原宿の竹下通りに開業したのが「元気が出るハウス」です。当時としては画期的だった番組連動型タレントショップの先陣を切り、店舗の屋上に掲げられた巨大な「たけし招き猫」の立体モニュメントは、竹下通りのランドマークとして強烈な存在感を放ちました。
ピーク時の現場は、平日・休日を問わず全国から押し寄せたファンや修学旅行生で埋め尽くされ、店舗前の道路は通行不能になるほどの混雑を極めました。入店待ちの行列が100メートル以上におよび、熱中症や雑踏事故を防ぐために1日あたり数百枚単位の整理券が配布される事態もしばしば発生。まさに原宿タレントショップブームの象徴であり、テレビが持つ動員力の凄まじさを実証した歴史的拠点でした。