歌唱拒絶の過去も?『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』秘話と現在

歌唱拒絶の過去も?『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』秘話と現在とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

世界的な大成功を収めた『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』ですが、実は関係者の間では「幻の曲」として消えかける危機が何度も訪れていました。

作曲を手がけたジェームズ・ホーナーは、映画の劇伴制作を進める中で密かに主題歌のメロディを書き上げ、ボーカルにはセリーヌ・ディオンしかいないと確信していました。ところが、オファーを受けたセリーヌは乗り気ではありませんでした。当時すでに『美女と野獣』などの映画主題歌で成功を収めていた彼女は、「もうこれ以上、映画のバラードを歌いたくない」とマネージャー兼夫のルネ・アンジェリルに拒否の意思を伝えていたのです。

さらに高い壁となったのが、映画『タイタニック』のメガホンを取ったジェームズ・キャメロン監督の意向でした。キャメロン監督は「重厚な歴史悲劇のエンディングに、安易なコマーシャル・ポップスを流したくない」と強く主張しており、劇中に歌唱曲を入れること自体に断固反対の姿勢をとっていました。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest