大根の種まき時期はいつ?地域別の正解と甘く育てる栽培の極意
大根の種まき時期はいつ?地域別の正解と甘く育てる栽培の極意について詳しく解説いたします。専門家の見解をお届けします。
大根栽培には大きく分けて「秋まき(秋・冬穫り)」と「春まき(初夏穫り)」の2つの作型が存在します。初心者が失敗なく甘い大根を収穫したいのであれば、迷わず「秋まき」を選択するのが正解です。
秋まき大根の種まき時期は、夏の厳しい暑さが和らぎ始める8月下旬から9月下旬がメインシーズンとなります。大根は生育適温が15℃〜20℃と冷涼な気候を好むため、秋口に播種して冬の寒さに当たる過程でデンプンが糖へと変化し、最も甘みが強くみずみずしい肉質に仕上がります。
一方、春まき大根の栽培時期は3月中旬から4月中旬が中心です。ただし、春まきは気温の上昇とともに害虫(アブラムシやキスジノミハムシなど)の活動が活発化するだけでなく、初期の低温によって花芽が形成され、後から花茎が伸びて根が硬くなる「トウ立ち」のリスクが常に付きまといます。品種選びと保温資材の活用が成否を分ける作型といえます。