紫陽花の色は土で決まる!青とピンクを変える仕組みと土作り

紫陽花の色は土で決まる!青とピンクを変える仕組みと土作りを徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

園芸愛好家のコミュニティやSNS上では、「ピンクの品種を買って庭に直植えしたら、翌年薄汚れた紫色になってしまった」という声が頻繁に見られます。日本の気候風土と土壌環境には、アジサイ栽培における明確なトラップが存在します。

地植えの落とし穴:日本の雨は自然とアジサイを青くする

日本国内の自然土壌は、火山灰土壌(黒ボク土など)が多く、もともと弱酸性に傾いています。さらに、年間を通じて降り注ぐ雨水は空気中の二酸化炭素を溶かし込んでいるためpH 5.6前後の弱酸性です。つまり、地植えで何の対策も施さずに放置した場合、土壌は年々酸性化していき、どんなアジサイも次第に青〜青紫色へとシフトしていくのが自然の摂理です。

したがって、地植えで鮮やかなピンクや赤色を何年間も維持し続けるのは極めて難度が高く、定期的な石灰の追肥やリン酸質肥料の施用を欠かすことができません。

確実に狙った色を出すなら「鉢植え×専用培養土」がベスト

プロの生産者や熱心なガーデナーが口を揃えるのは、「色を厳密にコントロールしたいなら鉢植え一択」という事実です。鉢植えであれば外部からの雨水の影響を最小限に抑え、市販の「アジサイ専用培養土(青色用/赤色用)」を使用することで、土壌pHと微量要素を閉じた環境下で完璧に管理できます。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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