伝説の16連射・高橋名人の今。役職や年収、健康状態の真相に迫る
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高橋名人の名を世界に知らしめたのは、1980年代半ばのファミコンブームだった。当時は株式会社ハドソンの広報部社員として在籍しており、いわゆる「プロゲーマー」ではなく、一会社員として表舞台に立っていたのである。任天堂のファミリーコンピュータ用ソフトとして大ヒットを記録した『スターソルジャー』や、自身がキャラクターのモデルとなった『高橋名人の冒険島』は、社会現象とも言える大ブームを巻き起こした。
特に圧巻だったのは、映画『GAME KING 高橋名人 VS 毛利名人 激突!大決戦』で見せたライバル・毛利名人との死闘だ。スクリーン越しに繰り出される1秒間16回という人間離れした連射スピードに、当時の子供たちは息をのんだ。指にバネを仕込んでいるという都市伝説まで飛び交ったが、実際は指の振動と手首の痙攣を巧みに利用した血のにじむような特訓の成果であった。過密スケジュールの中で全国のイベント会場「全国キャラバン」を巡回し、何千人もの子供たちの目の前でその技を実演してみせた功績は大きい。