塩小さじ1は何グラム?5Gと6Gの謎や大さじ・ひとつまみ換算を解説
塩小さじ1は何グラム?5Gと6Gの謎や大さじ・ひとつまみ換算を解説の背景について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
計量スプーンの小さじ1杯は容積として5ml(5cc)と国際規格で定められています。しかし、容積(体積)と重さ(質量)は物質の「密度(比重)」によって変わります。水の場合は「1ml=1g」であるため小さじ1杯はちょうど5gですが、塩の場合はそう単純ではありません。
塩小さじ1のグラム数が「5g」と「6g」の2つの数値で表記される最大の原因は、精製塩と粗塩の違いにあります。塩は製造工程や結晶の形状によって、同じスプーン1杯の中に含まれる空気の隙間が大きく変動する調味料です。
日本食品標準成分表や文部科学省の公的基準、一般的な料理データにおいて「食塩(精製塩)」は小さじ1杯あたり約6g(正確には約6.0g、比重約1.2)として計算されます。一方で、海水から作られる自然塩や「伯方の塩」のような粗塩は、結晶が不揃いで空気の層を含み、適度なにがり(水分)を抱え込んでいるため、同じすりきり1杯でも約5gにとどまります。
つまり、「家庭で広く使われるサラサラの食卓塩なら6g」「結晶が粗い粗塩や自然塩なら5g」というのが物理的な実態です。大手料理サイトやレシピ本ごとに採用している基準塩が異なるため、情報の発信元によって5gと6gのズレが生じています。