おばあちゃん子の愛情不足とは?愛されていたはずの私が抱える孤独
おばあちゃん子の愛情不足とは?愛されていたはずの私が抱える孤独の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
幼少期、学校から帰るといつも祖母が家にいてくれた。何でも褒めてくれ、欲しいものを買い与えてくれた。それなのに、なぜか自分に自信が持てず、常に他人の顔色を窺って生きてしまう。このギャップに苦しむ人々の声が、メンタルヘルス・臨床心理業界のカウンセリングルームに数多く寄せられている。
祖父母による養育は、しばしば「逃げ場」としての温かさを持つ。しかし、そこには母親や父親の不在、あるいは両親の不仲や過干渉といった、家庭環境の歪みが背景に存在することが極めて多い。子どもは直感的にそれを察知する。「おばあちゃんに迷惑をかけてはいけない」「お母さんがいない寂しさを顔に出してはいけない」と、無意識のうちに感情にフタをしてしまうのだ。周囲から「愛されて育った幸せな子」とラベリングされればされるほど、内面にある孤独や親への渇望を口に出すことは許されなくなる。この二重の抑圧こそが、大人になってからの自己肯定感の欠如や、漠然とした見捨てられ不安の引き金となっている。