名門・菰野倶楽部の現在と閉鎖疑惑の真相|評判と難易度を徹底解剖
名門・菰野倶楽部の現在と閉鎖疑惑の真相|評判と難易度を徹底解剖の主要なニュースをコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
菰野倶楽部を語る上で避けて通れないのが、設計者であるジャック・ニクラウスの設計思想です。ニクラウスが手がけたコースは世界に数あれど、三重県菰野町の自然林と傾斜を大胆に取り入れた当コースは、国内でも屈指の「ショットメーカーズコース」として知られています。
全18ホール、パー72のレイアウトは、バックティからの総距離が7,000ヤード超、コースレートは73.4に達します。フェアウェイ幅は一見して広く取られているものの、ティグラウンドに立った瞬間、視覚的な錯覚を誘うマウンド群や巨大なウェイストバンカー、そして絶妙な位置に配されたウォーターハザードがプレーヤーに強烈なプレッシャーを与えます。
「落としどころが1ヤード狂うだけで、バーディチャンスが一転してダブルボギーに化ける」――。かつてトーナメントプロやトップアマが手記や取材で述懐した通り、このコースでは単なる飛距離は武器になりません。ピンポジションに対してどの角度からグリーンを狙うべきか、徹底的な逆算のマネジメントが求められます。
特筆すべきは、広大かつ複雑なアンジュレーションを持つベントのワングリーンです。年間を通じてコンパクション(硬さ)が高く保たれ、スティンプメーターで10フィートから11フィート超の高速グリーンに仕立てられたパッティングクオリティは、東海地区屈指の難易度を誇ります。スピンコントロールができないアイアンショットは容易にグリーン外へと弾き出され、深いガードバンカーが待ち構えています。