プライムコートとは?タックコートとの決定的な違いや施工基準をプロが徹底解説

プライムコートとは?タックコートとの決定的な違いや施工基準をプロが徹底解説の詳細について、専門知識を基に徹底解説します。

ネット上の情報や一部の簡易解説記事には、実務上の誤解を招く記述が散見されます。代表的な2つの盲点を是正します。

誤解1:「プライムコートは接着剤だから、ベタベタしているうちに合材を敷くべき?」

これは完全な誤りです。接着剤というイメージから「乾く前に上層を敷いた方がくっつく」と勘違いする初学者がいますが、前述の通り未分解の乳剤に含まれる水分は舗装にとって最大の天敵です。「完全に分解し、水分が蒸発して黒褐色から完全な黒色に硬化してから合材を打設する」のが絶対原則です。

誤解2:「雨天直前・降雨直後でも散布して良い?」

路盤が過度に湿潤している状態でプライムコートを散布すると、乳剤が奥まで浸透せず表面を流れ出してしまいます。また、散布直後に降雨があると乳剤が流出し、近隣の側溝や河川へ流入して深刻な環境汚染事故(油濁流出)へと発展します。天候の急変が予想される場合は、施工を中止・延期する勇気ある判断が現場代理人には不可欠です。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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