衆院選比例代表で個人名は無効票?参院選との違いと正しい投票法
衆院選比例代表で個人名は無効票?参院選との違いと正しい投票法について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
衆議院選挙における比例代表投票用紙の正しい書き方と、最新の注意点について整理する。
衆議院選挙では、通常2種類の投票用紙が順次交付される(※自治体によって同時に交付される場合もある)。
1枚目は「小選挙区選挙」の投票用紙(浅黄色・薄緑色など)。ここには「候補者の個人名」を書く。
2枚目が「比例代表選挙」の投票用紙(ピンク色など)。ここに書くのは絶対に「政党名または正式な届出略称」でなければならない。
政党名を記載する際、最も安全なのは「公認された正式名称」をそのまま書くことだ。略称を記載することも法律上認められているが、ここにも落とし穴がある。かつて「民主党」という略称を複数の異なる政党が選管に届け出たことで、有権者が「民主党」と書いた票がそれぞれの党の得票比率に応じて小数点以下で割り振られる「按分(あんぶん)票」となり、有権者の意図が完全に反映されない現象が国政選挙で常態化した。
2026年の現在においても、似通った名称や略称を持つ政治団体・政党が乱立する傾向は続いている。自らの支持する党に100%の力を届けるためには、投票記載台の正面に貼り出されている「名簿届出政党等の名称及び略称」を正確に視認し、略称ではなくフルネームの正式名称を一文字ずつ楷書で書き写すことが、最も確実な防衛策となる。