金融車とは?格安の裏にある罠と乗るだけで後悔するリスクの真相
金融車とは?格安の裏にある罠と乗るだけで後悔するリスクの真相についての真相をご紹介します。
金融車を所有し続ける過程では、法制度の仕組みそのものが大きな壁となって立ちはだかります。
車検を通す際の「自動車税納税証明書」の壁
車検(継続検査)を受けるためには、有効な自動車税の納税確認が必要です。現在では軽自動車や普通車の多くで納税確認の電子化(JNKS)が進んでいますが、前オーナーが自動車税を滞納している場合、車検システム上で弾かれてしまい車検を通すことができません。
納税通知書は車検証上の「使用者(前オーナー)」の住所に届くため、現ユーザーが代わりに払おうとしても納付書を入手することすら困難を極めます。結果として車検を通せず、車検切れ(無車検運行)のまま走行して道路運送車両法違反(違反点数6点・一発免許停止)で検挙される事例が後を絶ちません。
任意保険の加入拒否と「保険金不払い」の破滅リスク
車を運転する上で最大の防衛策である「任意保険」においても、金融車は極めて不利な立場に置かれます。
大手ダイレクト型損保をはじめとする多くの保険会社では、「契約者または記名被保険者と、車検証上の所有者・使用者の関係」を厳格に審査します。赤の他人が名義人になっている車両は、原則として引受不可(加入拒否)となります。
一部の代理店型保険で事情を伏せて加入できたとしても、重大事故を起こした際の保険会社による事故調査で「実質的な使用実態や名義の不一致」が判明した場合、告知義務違反として契約解除され、1円の保険金も支払われないリスクがあります。数千万円から数億円に上る人身事故の賠償責任をすべて自己資金で負うことになり、人生の破滅を意味します。