無縁もゆかりもないは誤用?意味と語源・正しい使い方を徹底解説
無縁もゆかりもないは誤用?意味と語源・正しい使い方を徹底解説について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
「無縁もゆかりもない」というフレーズは、対象と自分(またはある物事)との間に血縁や地縁、人間関係などの接点が一切存在しない状態を指して使われます。「無縁」と「ゆかり(所縁)」という、意味が極めて近い言葉を重ねることで、関係性の希薄さや無関係であることを強く強調するニュアンスを持ちます。
国語辞典や慣用句の本来の基準に照らし合わせると、伝統的な正しい表現は「縁もゆかりもない」です。「無縁」という言葉自体に「縁がない」という意味が含まれているため、「無縁+ゆかりもない」とすると意味が重複してしまい、厳密には重複表現(重言)または混同による誤用と見なされるケースが一般的です。
一方で、現代の日常会話や小説などの創作物では、感情を込めて「本当に何一つ関わりがない」と強調したい場面で広く使われており、通俗的な強調表現として定着しつつあるのも事実です。