トレンデレンブルグ歩行の原因とリハビリ|骨盤の傾きと中殿筋の真実
話題沸騰中の トレンデレンブルグ歩行の原因とリハビリ|骨盤の傾きと中殿筋の真実について、詳しいまとめをご紹介しています。
インターネット上の健康情報では「トレンデレンブルグ歩行=横向きに寝て足を上げる筋トレをすれば治る」といった短絡的な解説が散見されます。しかし、現場の専門家の間では、この画一的なアプローチが逆効果を生む危険性が指摘されています。
中殿筋筋力低下の原因は、単に筋肉の量が減ったことだけではありません。股関節周囲の筋肉である大腿筋膜張筋や大殿筋、腰部の腰方形筋が中殿筋の弱さを補おうとして過剰に緊張し、筋膜の癒着やアンバランスを引き起こしているケースが非常に多いのが実情です。
この状態でがむしゃらに足を上げる外転運動を行うと、ターゲットである中殿筋の後部線維ではなく、大腿筋膜張筋ばかりが鍛えられてしまい、股関節の内旋・屈曲拘縮を悪化させるという本末転倒な事態に陥ります。筋肉の「量」を増やす前に、関節可動域の確保と「正しい筋肉を正しいタイミングで収縮させる神経筋再教育」が欠かせません。