足のしびれの原因とは?危険な病気のサインと診療科の選び方
足のしびれの原因とは?危険な病気のサインと診療科の選び方の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
足のしびれの中には、即座に救急搬送を検討しなければならない超緊急事態が存在します。代表的なものが脳血管障害(脳梗塞・脳出血)です。
脳卒中治療ガイドラインでも強調されている「FAST(Face/Arm/Speech/Time)」サインに加え、下肢の脱力感が同時に生じているかどうかが極めて重要です。以下の兆候が1つでも認められる場合は、整形外科の受診を待つのではなく、直ちに脳神経外科への受診または119番通報を行ってください。
- 突然、片側の足だけでなく同じ側の腕や手にも力が入らなくなった
- 言葉がろれつが回らない、相手の話している内容が理解できない
- 顔の半分が下がり、口角から水がこぼれる
- 激しいめまいや視野の半分が欠ける感覚を伴う
また、下肢の動脈が血栓などで狭窄・閉塞する閉塞性動脈硬化症も、放置すると足の壊死(えし)につながる重篤な血管疾患です。「足が異常に冷たく白っぽい」「数百メートル歩くとふくらはぎが締め付けられるように痛み、休むと回復する」という間欠性跛行の症状がある場合は、血管外科や循環器内科での精密検査が急務となります。