徒歩500Mは何分?不動産基準7分の罠と実測タイムの真相を解明
徒歩500Mは何分?不動産基準7分の罠と実測タイムの真相を解明についての真相をご紹介します。
街中や不動産情報で見かける徒歩分数は、すべて法令に基づく統一基準によって計算されています。不動産公正取引協議会連合会が定める「不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)」において、徒歩による所要時間は「道路距離80mにつき1分」と厳格に規定されているためです。1分未満の端数が出た場合は切り上げるルールとなっているため、500mを計算すると以下のようになります。
「500m ÷ 80m/分 = 6.25分」となり、端数の0.25分を切り上げて公式表記は「徒歩7分」となります。これが賃貸ポータルサイトやチラシに記載される数字の正体です。この分速80mという基準は、1963年に女性がハイヒールを履いて歩いた実測実験をベースに制定された歴史を持ち、現在も業界標準として機能しています。
しかし、日常の歩行速度を計測してみると、一般的な成人の歩行速度である徒歩500m 時速4km 目安で歩いた場合、所要時間は約7分30秒となります。少しゆったり歩く人であれば分速65m前後まで落ち、それだけで歩行時間は約7分40秒から8分に達します。つまり、最も条件が良い平坦な直線を立ち止まらずに歩き続けたとしても、公式の「7分」を維持するのは健脚な成人が早足で進んだ場合に限られるのが実情です。