キャベツの外側の葉は捨てるべき?栄養の真相と農薬除去・活用レシピ
キャベツの外側の葉は捨てるべき?栄養の真相と農薬除去・活用レシピの具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
廃棄されがちな外葉ですが、成分分析を行うと驚くべき事実が判明します。文部科学省の「日本食品標準成分表」や各種農業試験場の研究データを参照すると、キャベツ外側の葉の栄養価は、内側の淡色葉や芯の部分を大幅に上回る項目が多数存在します。
筆頭に挙げられるのがキャベツ外葉ビタミンCの含有量です。キャベツのビタミンCは、日光を浴びる外側の葉ほど多く蓄積される特性を持っています。外側の濃緑葉には、内側の葉の約1.5倍から2倍ものビタミンCが含まれており、大きめの外葉を1枚食べるだけで成人1日の推奨摂取量(100mg)の約半分を補うことが可能です。
さらに注目すべきはβ-カロテンです。芯に近い淡黄色・白色の葉が100gあたり数十マイクログラム程度しか含まないのに対し、濃い緑色の外葉は緑黄色野菜に匹敵する高濃度のカロテンを含有しています。これに加えて、骨の健康を維持するカルシウムやビタミンK、胃粘膜を保護するビタミンU(キャベジン)も豊富であり、栄養学の観点から見れば「もっとも捨てるべきではない黄金部位」と評価できます。