レグザの録画が勝手に消える?故障と疑う前の原因究明と復活術
レグザの録画が勝手に消える?故障と疑う前の原因究明と復活術に関する主要な事実を分かりやすくまとめました。最新データをご覧ください。
ネット上のコミュニティでは、録画消滅に関する誤った推測や都市伝説めいた対処法が散見されます。それらを鵜呑みにして誤った操作を行うと、復旧できたはずのデータを自ら完全破壊することになりかねません。ここでは代表的な3つの誤解を正します。
誤解1:リストから見えなくなったらデータは物理的に消滅している?
前述の通り、録画一覧は「本の目次」のようなものです。目次ページが汚れて読めなくなっても、本文のページ(映像データ本体)はハードディスクの磁気ディスク上に残存しています。ファイルシステムのエラーやUSB転送の一時的な途絶によって目次が展開できていないだけのケースが大半です。焦って初期化(フォーマット)を実行してしまうと、残っていた本文データまで自ら消し去ることになります。
誤解2:ダビング(ムーブ)したのに元のHDDに残っていないのは不具合?
レグザから別のハードディスクやレコーダーへ番組を移す際、日本の地上デジタル・BS放送に適用されているデジタル著作権保護(DTCP-IPやCPRM)の規約を正しく理解しておく必要があります。メーカーの技術ドキュメントにも明記されている通り、録画データを別ドライブへムーブした場合、コンテンツ保護の規定により「元のハードディスク内のデータは自動消去」されます。複製(コピー)が許されているのはコピーワンス以外のダビング10番組に限られ、移動が完了した元の場所からは番組が消えるのが正常な挙動です。
誤解3:プロテクトをかければいかなる場合も消えない?
レグザには誤消去を防ぐ「レグザ番組保護設定」(機種によっては録画番組ロック機能)が搭載されています。この鍵マークを付与した番組は、HDD容量不足による自動削除やリモコンの誤操作による一括消去の対象から確実に除外されます。しかし、万能ではありません。テレビ本体のメイン基板が故障して基板交換を行った場合、著作権保護の暗号鍵が無効化されるため、たとえ保護設定をしていても全番組が再生不可能になります。「保護=機器故障時のバックアップ」ではない点に注意が必要です。